舞台内容 (持ち時間 : about 15 min.)
1.
伊藤 洋子 が [矛盾] という詩 一篇のみを繰り返し延々と朗読する。
2.
そのかたわらで 高橋 秀樹 が ラジカセに その朗読を録音してゆく。
3.
ラジカセは2台用意し、
片方を再生している最中に もう片方で録音する。
そのとき 伊藤 洋子 の肉声の朗読も合わせて録音されるので、
録音・再生を繰り返しているうち、幾人もの 伊藤 洋子 の朗読が聞こえる
2本の cassette tape が できあがってくる。
4.
後半、2本の cassette tape を同時に再生、
両手に1台ずつラジカセを下げ、
高橋 秀樹が舞台を下りて客席の中にはいってゆく。
客に対し、左右にラジカセがくるようにし、個別に聴かせて回る。
5.
伊藤 洋子 の馴染客のところに差し掛かった時、その馴染客が
[うそつきたちめ] (詩 [矛盾] に頻出するフレーズ)
とヤジを飛ばしたので、
[そう。]
とアドリブで受け止め、
[うそつきたち]
[手に負えないうそつきたち]
[救いようのないうそつきたち]
と声を出す。
(高橋 秀樹 が声を出すのは この時が初めて)
6.
その後、高橋 秀樹が
[誰も指示しない。最終的に決めるのは自分なのだ。] (詩のフレーズ)
に
[よろしいか。] (アドリブ)
をつけ、説いて回る。
7.
最後に、 [惑いと羞恥がまだ残っているうちに動いてゆくがいい。]
と捨てゼリフ、高橋 秀樹、会場の外に出る。
(カセットの音声もちょうどその頃終わる)
その間、伊藤 洋子の方は依然として舞台上にて [矛盾] の繰り返し朗読を続けている。
高橋 秀樹の退場後、ほどなくして伊藤 洋子も朗読を終了する。
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